QSAN GROUP × TAKE AI / 案件管理システム構築 提案資料

グループで共有し、
育てられる案件管理基盤へ。

商談・見積・受注・着工・完工までの案件工程を一元管理し、 案件数・成約率・見込金額・担当者別実績を可視化。 将来的なグループ各社への横展開を前提に、まず業務に合うクラウド基盤を比較したうえで、Google Drive / Sheets / Apps Script / Looker Studio を中心とした構成を提案します。

複数会社 複数営業所 担当者別管理 案件進捗 自動集計 成約率・案件率 段階的な横展開
01 / Purpose

今回つくるのは「案件台帳」ではなく、
商談から完工までをつなぐ案件管理基盤です。

必要なのはデータを保存するだけの仕組みではありません。 担当者が日々入力し、管理職が進捗を確認し、経営側が会社・営業所・担当者単位で状況を把握できる状態を目指します。

商談
現地確認
見積
受注
着工
完工
●

担当者

自分が担当する案件を登録・更新。入力項目を統一し、属人的な管理を減らします。

✓

管理職

案件の滞留・見積状況・受注状況を確認。営業所や担当者単位に絞り込みできます。

▦

経営・本部

会社別・営業所別・担当者別の案件数、成約率、見込金額等をダッシュボードで把握します。

02 / Platform Selection

まず「AccessかSheetsか」ではなく、
今回の運用に合うツール基盤から考えます。

Microsoft、Googleともに優れた業務ツールを持っています。 そのため、特定製品を先に決めるのではなく、QSANグループで想定される 「複数担当者での入力」「複数営業所・会社での共有」「管理者による集計」「将来の横展開」 という運用条件から、適した基盤を選ぶ考え方が合理的です。

M

Microsoftツールが活きる場面

Word・Excel・PowerPointを中心とした既存業務や、Windows環境との親和性を重視する場合に強みがあります。

  • Officeファイルを中心に業務が完結する
  • Windows PCを中心に利用する
  • 既存のMicrosoft 365環境を深く活用する
G

Googleツールが活きる場面

ブラウザを中心に、多人数・多拠点で同じデータを共有しながら業務を更新していく仕組みに強みがあります。

  • リアルタイムで同じ情報を共有する
  • フォーム・自動処理・集計をつなげる
  • 会社・営業所をまたいで横展開する
今回の要件との重なりが大きいのはGoogle側です。
QSAN様の案件管理では、単一PC内でのデータ処理よりも、 「担当者が入力 → 共通データへ蓄積 → 管理職が確認 → 全体を可視化」という流れが中心になります。 このため、Google Drive・Sheets・Apps Script・Looker Studioを組み合わせる構成が自然です。

そのうえで、データ管理の中核を比較すると

比較項目Microsoft AccessGoogle Sheets + Drive
単一部署・PC中心の管理◎ 得意○ 対応可能
複数営業所からの利用○ 構成設計が必要◎ ブラウザで共有しやすい
複数会社への横展開○ 運用設計が必要◎ 共通基盤を展開しやすい
担当者ごとの同時入力○ 構成次第◎ クラウド共同利用
フォーム・自動化との連携○ VBA等で構築可能◎ Forms / Apps Scriptと連携しやすい
経営数値の可視化○ レポート構築可能◎ Looker Studioへ展開しやすい
運用後の機能追加○ 設計に応じて追加◎ 段階的な追加がしやすい
Accessを否定するものではありません。
Accessは、限られた利用者・Windows PC中心・単一部署で運用する場合には非常に有効です。 今回は、将来的なグループ各社への展開まで考えたとき、 Googleツール群の組み合わせによる拡張性が、案件管理の方向性とより合致すると考えています。
02A / Backlog vs Google Custom Build

Backlogも有力な選択肢。
違いは「既製品に合わせるか、業務に合わせて作るか」です。

Backlogは、タスク・プロジェクト管理に強い完成度の高いクラウドサービスです。 一方、今回のQSAN様の目的は、案件の進捗管理だけでなく、 会社・営業所・担当者ごとの案件数や成約率などを継続的に集計・分析することにあります。 そのため、製品の優劣ではなく「何を中心に管理したいか」で比較することが重要です。

B

Backlog

完成されたプロジェクト・タスク管理ツール

  • 導入後すぐに利用開始できる
  • カンバン・ガントチャートが標準
  • 担当者・期限・コメント管理が得意
  • スタンダードは月額16,000円(税別)でユーザー数無制限
  • プレミアムではカスタム属性にも対応
向いているケース
「誰が・何を・いつまでに進めるか」を中心に管理したい場合。
G

Google専用構築

QSAN様の業務に合わせて設計する案件管理基盤

  • 案件項目や進捗ステータスを自由に設計
  • 会社・営業所・担当者別に集計しやすい
  • 成約率・案件率など独自KPIを定義できる
  • Drive・Sheets・GAS・Looker Studioを連携
  • 運用後も業務に合わせて段階的に拡張
向いているケース
「案件そのものをデータとして蓄積し、経営判断に使いたい」場合。
比較項目BacklogGoogle専用構築
導入スピード◎ すぐに開始○ 要件整理・構築が必要
タスク・期限管理◎ 標準機能が充実○〜◎ 必要に応じて構築
カンバン / ガントチャート◎ 標準○ 必要に応じて追加
案件項目の自由度○ プラン・仕様の範囲内◎ 業務に合わせて設計
会社・営業所別の分析○ 工夫して対応◎ 最初から分析前提で設計
成約率・案件率など独自KPI△〜○ 集計方法を工夫◎ 定義から自由に設計
Looker Studioでの可視化△ 外部連携・加工が必要◎ Google基盤と連携しやすい
QSAN独自フローへの適合○ Backlogの仕様へ寄せる◎ QSAN様の業務へ寄せる
初期費用◎ 抑えやすい○ 構築費が必要
将来の機能追加○ 提供機能・APIの範囲内◎ GAS等で継続拡張
✓

Backlogの強み

既に完成したUI・通知・ガントチャート・カンバンをすぐ使えるため、タスク管理を早く始めたい場合に非常に有効です。

→
★

今回のQSAN様で重視したい点

商談から完工までの案件情報を蓄積し、案件数・成約率・会社別・営業所別・担当者別に分析することが中心なら、Google専用構築の方が目的に合わせやすいと考えます。

Backlogを排除する考え方ではありません。
今後、案件管理とは別に「社内タスク管理」「プロジェクト進行管理」を強化したい場合には、 Backlogを併用する選択肢もあります。今回の比較では、あくまで 「案件データをどのように蓄積・分析するか」という目的を中心に評価しています。

※ Backlogの料金・機能は2026年10月時点の公式情報を参考にしています。 スタンダード:月額16,000円(税別)/ユーザー数無制限、 プレミアム:月額27,000円(税別)/カスタム属性対応。

03 / Architecture

Googleツールを組み合わせ、入力・管理・分析を役割ごとに分けます。

スプレッドシートをそのまま全社員へ開放するのではなく、入力・処理・データ・分析を分離します。 担当者は必要な情報だけを入力し、マスターデータは管理側で保護します。

✎ INPUT

営業担当者

  • 案件登録
  • 進捗更新
  • 見積金額入力
  • 完工報告
→
⚙ CORE

Google基盤

  • Google Drive
  • Google Sheets
  • Google Forms / 入力UI
  • Apps Script
→
▦ MANAGEMENT

管理・分析

  • 案件一覧
  • 会社別集計
  • 担当者別集計
  • ダッシュボード
自動化例: 一定期間進捗が更新されていない案件を自動抽出して担当者へ通知したり、 見積提出後の経過日数や着工予定日をもとに管理職向けの確認リストを生成したりすることも可能です。
04 / Dashboard

会社 → 営業所 → 担当者まで、同じ数字を見られる状態へ。

案件数期間・会社・営業所・担当者別
成約率商談・見積・受注の各段階から算出
見込金額進捗ステータスをもとに把握
失注分析失注理由・案件種別・担当者別
滞留案件一定期間更新されていない案件
完工状況完工件数・予定・進捗を把握
05 / Account & License

一般利用者は「無料アカウント」を基本候補に。
有料ライセンスを必要最小限に抑えます。

Googleを利用するからといって、利用者全員に有料のGoogle Workspaceを契約する前提ではありません。 一般利用者には Cloud Identity Free を基本候補として検討し、 システム管理やストレージ管理など有料機能が必要な担当者だけGoogle Workspaceを付与する構成を想定します。

0

一般利用者

Cloud Identity Free

0円

案件入力や共有データへのアクセスを行う一般利用者は、無料アカウントを基本候補として設計します。

¥

管理・システム側

Google Workspace

必要人数のみ

システム所有、ストレージ、管理機能等が必要なアカウントに限定して有料ライセンスを付与します。

Cloud Identity Freeは標準で50ユーザーまで利用可能。
Google公式では、追加の無料ライセンスが必要な場合は申請できる仕組みも案内されています。 そのため「利用者数 × Workspace料金」で単純に月額費用が増える設計を避けられる可能性があります。
利用人数の例 全員をWorkspace Starterにした場合 推奨する考え方
10名 約8,000円 / 月 一般利用者はCloud Identity Freeを基本候補
+ 管理・システム所有用のみGoogle Workspaceを利用。

例:有料3アカウントのみの場合、Workspace部分は約2,400円/月。 実際の構成はストレージ、共有方法、ドメイン、権限要件を確認して確定します。
30名約24,000円 / 月
50名約40,000円 / 月
Cloud Identity Freeを利用する際の注意点:
ユーザーごとのストレージは付与されず、共有ドライブ等もWorkspaceと同一条件ではありません。 そのため、実際の利用方法を確認しながら「無料で運用する利用者」と「有料ライセンスが必要な利用者」を分けて設計します。
05A / Visual Preview

完成イメージを、先に視覚で共有します。

実際の運用では、担当者が入力しやすく、管理職が状況をすぐ把握できることが重要です。 ここでは、案件管理システムの「見え方」のイメージを簡易モックで示します。

▦ダッシュボードイメージ
Looker Studio想定
128件案件数
64%成約率
3,280万見込金額
19件完工件数
月別案件推移 会社別比率 100% 担当者別 上位 山田 田中 佐藤
案件数 完工数 会社別構成
▤案件一覧イメージ
Google Sheets想定
案件管理シート 案件名 会社 担当者 見積金額 状況 設備更新工事A九州酸素山田1,280,000 見積中 配管改修B九酸田中860,000 受注 住宅設備C直方ガス佐藤520,000 着工準備 修繕工事D小竹ガス商会中村1,950,000 完工 更新案件E九州酸素山田730,000 見積中 入力ルール例 ・会社 / 担当者 / 状況を選択式で統一 ・更新漏れ案件を自動抽出
✓
入力しやすい
担当者は必要な項目だけを更新
⚙
整いやすい
入力ルールの統一で集計が安定
↺進捗フロー
💬商談
📝見積
🤝受注
🏗着工
✅完工
☁アカウント構成
Cloud Identity Free 一般利用者向け 0円 標準50ユーザー Workspace 管理・所有者向け 必要人数のみ 有料を最小限に
👤Take AI支援
📅
定例打合せ
運用状況の確認と改善相談
🛠
軽微修正
GAS・シート・ダッシュボード調整
↗
横展開支援
営業所・グループ会社への展開サポート
06 / Cost Concept

現時点では「正式見積」ではなく、予算判断のための概算レンジを提示します。

正確な金額には、対象会社、営業所数、担当者数、案件項目、承認フロー、通知条件、既存データ移行、権限階層などの確認が必要です。 これらはプロジェクト開始後の要件整理で確定し、正式見積へ反映します。

Take AI / 初期導入 概算
50万円〜 税別

まず1社または1部門を基準に、案件管理・自動処理・集計・ダッシュボード・権限・テスト・操作説明までを構築する想定です。開始時の対象部署・利用人数・機能範囲を絞る場合は、導入規模に応じて初期費用を調整します。

グループ会社 横展開16.5万〜33万円 / 社共通テンプレートを利用できる場合
運用支援・改善伴走費(担当:八尋)25万円〜 / 月運用支援・改善対応を含む想定予算枠。実際の継続運用は支援範囲に応じて調整
Take AI 構築項目概算費用(税別)想定内容
要件整理・基本設計70,000〜100,000円業務フロー、案件項目、権限、会社/営業所/担当者マスタ等
データ基盤・マスタ構築100,000〜150,000円案件データ、各種マスタ、入力規則、データ保護
案件入力・更新画面100,000〜150,000円担当者が日常利用する登録・更新フロー
GAS自動化80,000〜150,000円通知、ステータス連動、定期チェック、集計処理等
管理ダッシュボード80,000〜120,000円案件数、成約率、金額、会社/担当者別分析
テスト・マニュアル・導入支援70,000円前後動作検証、操作説明、初期導入支援
導入スタートの目安500,000円〜開始規模・対象部署・機能範囲に応じて調整可能
開始規模に応じた調整が可能です。
例えば初期導入を1社・1営業所・限定した担当者から開始する場合など、 機能や対象範囲を整理することで初期費用を抑えたスタートも検討できます。 正式な金額は、契約後の要件整理をもとに協議のうえ決定します。
市場相場との位置付け: 2026年時点の国内業務システム開発では、小規模で100万〜300万円程度という相場例があり、 ノーコード/ローコード系でも小規模30万〜100万円、中規模100万〜300万円程度という例があります。 本提案は既存のGoogle基盤を活用することで、フルスクラッチ開発より初期投資を抑える考え方です。
07 / Running Cost

初期構築費と、毎月の外部サービス費を分けて考えます。

費用区分概算備考
Google Workspace800円 / ユーザー・月〜Business Starter 年間プランの公式表示価格。必要アカウント数のみ契約する設計を検討。
Cloud Identity Free0円標準50ユーザー。追加無料ライセンス申請が可能。利用条件・権限構成は要確認。
Google Sheets / Forms基本構成では追加費用なし契約するGoogleサービスの範囲内で利用。
専用サーバー基本構成では不要将来BigQuery / Cloud SQL等を利用する場合は別途クラウド費用が発生。
Take AI 運用支援・改善伴走費
担当:八尋
150,000円 / 月〜初期構築後の継続支援費。定例打合せ、運用相談、軽微なGAS・スプレッドシート修正、ダッシュボード調整、データ整備、改善提案等を含む。大規模な追加開発は別途見積。
初期構築後は、月額負担を抑えた運用フェーズへ移行します。
システムを実際の業務に定着させるために必要な範囲へ稼働を絞り、 担当者(八尋)の運用支援費として月額15万円〜を設定しています。 利用規模や改善量が少ない期間は必要な支援へ集中し、大規模な追加開発が発生した場合のみ別途協議します。

※ Googleの価格・サービス仕様は変更される場合があります。正式導入時点の料金・利用規約を再確認します。

08 / Monthly Support

初期構築後は負担を抑えながら、
必要な支援だけを継続します。

案件管理システムは、構築直後に最も作業量が多く、運用が安定すると必要な支援量は小さくなります。 そのため初期構築後は、八尋が必要な範囲で継続的に関与する運用フェーズへ切り替え、 固定費を抑えながらシステムと業務運用の改善を支援します。

↻

運用フォロー

定例打合せ、利用状況の確認、担当者からの相談対応、運用ルールの整理。

⚙

軽微な改善

スプレッドシート、GAS、入力項目、通知条件、ダッシュボード等の軽微な調整。

↗

横展開支援

営業所・グループ会社への展開時に、マスタ追加や運用方法の整理を支援。

月額 150,000円〜(税別)
担当者:八尋 / 初期構築後は必要な運用支援に稼働を絞ることで、導入後の固定負担を抑えます。利用規模や対応範囲が大きく変わる場合のみ別途協議します。
09 / Rollout

最初から全社一斉導入ではなく、成功した型を横展開します。

PHASE 01

1社・1部門で設計

案件管理の基本形、入力方法、ステータス、ダッシュボードを確立。

PHASE 02

実運用で改善

現場担当者・管理職からフィードバックを集め、入力負担や集計方法を調整。

PHASE 03

グループ会社へ横展開

会社マスタ・営業所マスタ・担当者マスタを追加し、共通テンプレートを展開。

PHASE 04

必要に応じて高度化

案件量が大きくなればBigQuery / Cloud SQL等へ移行し、基盤を拡張。

10 / Items to Confirm After Contract

正式なシステム設計・見積に必要な確認事項

組織・利用者

  • 対象となる会社
  • 各社の営業所・部署
  • 担当者数・管理職数
  • 閲覧/編集できる範囲
  • 各社のGoogle/ Microsoft環境

業務フロー

  • 商談から完工までの工程
  • 案件ステータス
  • 承認フロー
  • 通知タイミング
  • 失注・保留等の処理

管理項目

  • 顧客情報
  • 案件種別・商材
  • 見積金額・受注金額
  • 日付・担当者
  • 既存Excel/Accessデータ

分析・レポート

  • 案件数
  • 成約率・案件化率
  • 見込金額
  • 会社/営業所/担当者比較
  • 経営会議で必要な指標
この段階の資料では人数を仮定して正式金額を固定しません。
まず方式・予算感・進め方に合意いただき、契約後のヒアリングで詳細要件を確定する進め方を想定しています。
11 / Conclusion

比較したいのは製品単体の優劣ではなく、
今後の運用と横展開に合う仕組みかどうか。

▶

始めやすい

既存Googleサービスを中心に、専用サーバーを持たず小さくスタート。

↗

広げやすい

共通マスタと共通業務フローをベースに、グループ会社へ段階的に展開。

+

育てやすい

運用後の改善や自動化を追加し、必要になった段階でより大きな基盤へ拡張。

Take AI 推奨方針:
まず1社または1部門で標準モデルを構築し、現場運用を通じて完成度を上げたうえで、 QSANグループ各社へ共通基盤として横展開する方式を推奨します。
Reference

参考情報

本資料は2026年10月時点の公開情報をもとにした企画・概算資料です。記載価格は正式見積ではありません。 Google・Microsoft等のサービス仕様および価格は変更される場合があります。

株式会社Take AI

QSAN GROUP 案件管理システム構築 概算提案