TRANSACTION SCHEME

Pluam field × Zoo Stadium
取引スキーム説明資料

契約書を作る前に、双方が「なぜこの形なのか」「誰が何を持ち、誰が何を支払うのか」「将来どうなるのか」を同じ認識で共有するための説明資料です。

PLUAM FIELD

資金・不動産・プロモーションを提供

土地建物の所有、開業資金支援、梅野隆太郎選手を軸としたブランド価値の提供。

ZOO STADIUM

ジムを運営し、事業を成長させる

直方店の運営、売上の創出、将来的な土地建物取得に向けた実績づくり。

まず、全体の考え方

「8,000万円を返す」という一本の考えではなく、内容ごとに取引を分けます。

Pluam field

6,000万円

土地・建物を取得し、所有者になる

Zoo Stadium

月60万円

土地・建物を借りてジム・事務所として使用

Pluam field

約2,000万円

設備・器具等の取得資金を貸し付ける

Zoo Stadium

年2.0%

原則ズースタ所有の設備資金として借入・返済

MARKET RATE
銀行の新規貸出は約1.7%

2026年7月の日銀統計では、国内銀行の新規貸出約定平均金利は総合1.706%、長期1.895%。2%は市場水準から大きく離れません。

PLUAM COST
プラム自身の調達は1.5%

土地建物6,000万円について、プラムは銀行から年1.5%で調達。2%なら、自社の資金コストを下回らない説明がしやすくなります。

RISK PREMIUM
新規会社・無担保を考慮

ズースタはこれから開業する会社で、設備資金は銀行の担保付き融資とは条件が異なります。1.5%に0.5%上乗せした2%はバランスの良い水準です。

重要:土地建物6,000万円は「借金の返済」ではありません。プラムの不動産投資です。約2,000万円のみがズースタへの貸付金で、年2.0%はその貸付に対する利息です。

毎月の支払いは、3つに分ける

用途を混ぜないことで、会計・税務・銀行説明が分かりやすくなります。

1〜2階 ジム部分30万円

土地建物を使用するための不動産賃料

3階 事務所4室30万円

ズースタが借り、第三者へ転貸可能。転貸収入は全額ズースタ。

ブランドプロモーション売上 5%

直方店の税抜売上が対象。最低月額10万円。

最低支払額は月70万円。ただし月商200万円を超えると、プロモーション料は売上5%で増加します。

契約は4本に分ける

1本にまとめるより、権利関係とお金の意味が明確になります。

1

不動産賃貸借契約

1〜2階30万円、3階30万円。5年を基本とし、その後自動更新。3階の転貸を事前承諾。

2

金銭消費貸借契約

設備等の実支出額を基準に、上限約2,000万円。年2.0%。元本は原則据置、繰上返済可。

3

ブランドプロモーション契約

売上5%、最低10万円。梅野選手のイベント・SNS・写真等の活用を契約化。

4

将来の売買に関する合意

3〜4年程度を目標。購入義務ではなく努力義務。売却時はズースタに優先交渉権。

法律・税務の観点:親族関係会社間の取引だからこそ、「何の対価として支払うのか」「価格が時価から大きく外れていないか」を説明できる形にしておくことが重要です。

開業から将来購入までの流れ

ズースタは最初から6,000万円の不動産を抱えず、事業実績を作ってから所有へ移行します。

STEP 1 Pluam fieldが土地・建物を取得

約6,000万円。所有権はプラムにある状態でスタート。

STEP 2 Zoo Stadiumが賃借して開業

毎月60万円の賃料を支払い、ジム運営・3階転貸を開始。

STEP 3 3〜4年間で実績を積む

売上・利益・決算実績を作り、銀行から不動産取得融資を受けられる会社を目指す。

STEP 4 時価相当で売買

不動産鑑定、査定、銀行評価等を参考に適正価格を決定。購入は義務ではなく、可能な限り早期取得を目指す。

STEP 5 土地建物を取得したら賃料終了

月60万円の不動産賃料は終了。2,000万円の貸付残高も原則精算。

STEP 6 プロモーション契約は継続

不動産取引が終わった後も、Pluam fieldには継続的な事業収益が残る。

「4年間で2,880万円も家賃を払うのに?」への答え

ズースタ側が最も疑問を持ちやすい部分だからこそ、「何に対して払っているのか」を具体的に整理します。

想定される疑問:「60万円 × 48か月=2,880万円。これだけ払ったあとで、さらに土地建物を時価で買うのは負担が大きいのでは?」

自己資金がなくても、ジムをスタートできた

本来、土地・建物6,000万円を自社で用意できなければ、大型ジムの計画そのものを始められない可能性があります。プラムが先に不動産を取得したことで、ズースタは大きな初期投資を抱えずに開業できます。

月60万円は「購入代金」ではなく、事業を行うための費用

4年間、1〜2階でジムを営業し、売上を作り、顧客・スタッフ・ブランドを育てるための使用対価です。単に建物を借りるだけでなく、会社を成長させる事業基盤を利用するコストと考えます。

3階4室の転貸収入は、全額ズースタに入る

例えば4室から合計月40万円の賃料収入があれば、プラムへ3階分30万円を支払った後に月10万円がズースタに残ります。そのため、月60万円すべてが純粋な負担になるわけではありません。

4年間で「銀行から買える会社」に育てる時間を確保できる

開業直後の会社が6,000万円規模の不動産融資を受けるのは簡単ではありません。一方、4年間の売上・利益・決算実績があれば、銀行が評価できる材料が増えます。月60万円には、信用力を作るための猶予期間という意味もあります。

土地建物が値下がりした場合、そのメリットもズースタにある

将来の売買価格は6,000万円固定ではなく、購入時点の時価相当です。例えば4年後の適正時価が5,500万円なら、その水準を基準に購入できます。「プラムが6,000万円出したから必ず6,000万円返す」という契約ではありません。

うまくいかなかった時の6,000万円リスクを、当初は背負わずに済む

もし開業時からズースタが6,000万円を借りて購入していれば、経営が計画どおり進まなくてもローンと不動産は残ります。今回、その大きな不動産リスクを当初はプラムが負担します。

数千万円の不動産を買う前に、4年間実際にテストできる

「売上が伸びるか」「この立地が本当に良いか」「この建物を長期保有する価値があるか」を、実際に営業しながら判断できます。購入義務ではないため、事業の実態を見てから所有の判断ができます。

将来購入できれば、その後の月60万円の賃料は終了する

土地建物をズースタが取得すれば、プラムへの不動産賃料60万円は終了します。4年間で会社を育て、その後は「借りる会社」から「自社資産を持つ会社」へ移行する設計です。

4年間は「家賃を払い続ける期間」ではなく、「自立できる会社になるための育成期間」

開業機会、事業拠点、転貸収入、信用力を作る時間、不動産リスクの回避、購入判断の猶予。この複数のメリットを同時に得ながら、将来の自社所有を目指します。

「4年間で2,880万円を払って土地を買う」のではなく、2,880万円で“初期投資6,000万円を背負わずに4年間ジムを経営し、実績と信用を作り、将来自社で不動産を持てる状態まで育てる”という考え方です。

ブランドプロモーション契約

単なる「名義料」ではなく、実態のある業務として設計します。

Pluam field が提供するもの

  • 梅野隆太郎選手の来場イベント:年1回を目安
  • 梅野選手SNSでの告知・紹介:年3回を目安
  • HP・店内広告・販促物への写真利用
  • プロモーション撮影、周年企画、キャンペーン協力
  • サイン入りグッズ等を使った販促、コラボ企画

Zoo Stadium が支払うもの

  • 直方店の税抜売上高 × 5%
  • 最低月額 10万円
  • 月会費、入会金、法人会員、パーソナル、物販等を含む
  • 毎月売上を報告し、翌月末までに支払い
  • 初回5年間は任意解約不可。その後は12か月前通知で解約可
梅野選手の肖像・出演は、本人・所属球団・マネジメント上の権利関係の範囲内で実施します。契約書では「プラムが適法に許諾できる範囲」に限定します。

約2,000万円の設備資金

「家賃・プロモーション料とは別の借入」として明確に分け、金利2%にも合理的な説明材料を持たせます。

貸付金額
実支出額・上限 約2,000万円
金利
年2.0% 固定
返済方法
元本据置+将来一括
なぜ2%か:2026年7月の日銀統計では、国内銀行の新規貸出約定平均金利は短期1.388%、長期1.895%、総合1.706%。また、みずほ銀行の長期プライムレートは2026年8月12日から3.25%。現在の金利環境を踏まえると、2%は極端に高い水準ではありません。
ACTUAL FUNDING
プラムの実際の銀行借入:1.5%

土地建物6,000万円について、プラム自身が銀行から年1.5%で資金調達しています。今回の2,000万円とは別資金ですが、プラムの現実の調達コストを示す有力な比較材料です。

LOAN CONDITION
新規事業会社への支援融資

ズースタはこれから開業し実績を積む会社。銀行からの通常融資とは異なり、親族関係会社からの事業支援融資です。

SECURITY
無担保を予定

銀行の担保付き融資より貸手側のリスクが高い前提です。1.5%より0.5%上乗せした2%には説明上の合理性があります。

金利今回の評価
1.0%市場水準やプラムの調達コストと比べると、やや低すぎる印象
1.5%プラムの銀行調達金利と同水準。最低ラインとしては説明可能
2.0%支援性を残しつつ、新規会社・無担保のリスクも反映。今回最もバランスが良い
2.5%より第三者間取引に近いが、ズースタ支援としては少し負担増
3%以上市場上あり得る水準だが、今回の「事業支援」という趣旨では高め
利息はいくら?
元本2,000万円なら年40万円。毎年1回支払い。元本が減れば、その残高に2%を掛けます。
元本はいつ返す?
原則、土地建物取得時に残額を一括返済。いつでも全部・一部の繰上返済可。最長5年を目安とし、延長は双方合意。
設備は誰のもの?
トレーニングマシンや什器等は原則ズースタ所有。建物と一体化する工事は、最終明細を見て資産区分を整理。
金利参考:日本銀行「貸出約定平均金利」2026年7月分(新規・国内銀行:短期1.388%、長期1.895%、総合1.706%)/みずほ銀行「長期プライムレート」2026年8月12日適用 年3.25%。※市場金利は変動するため、契約締結時に再確認します。

双方のメリット

「支援する側だけが得をする」「借りる側だけが得をする」ではなく、双方に合理性を持たせます。

Pluam field のメリット

  • 不動産賃料として毎月60万円の収入
  • 2,000万円貸付に年2.0%の利息収入
  • プロモーション契約で売上5%の継続収入
  • 土地建物売却後も、プロモーション事業は継続できる
  • 「単なる親族支援」ではなく、3つの事業取引として説明しやすい

Zoo Stadium のメリット

  • 自己資金が少なくても大型ジムを開業できる
  • 開業直後から6,000万円の不動産債務を抱えずに済む
  • 3階4室の転貸収入は全額ズースタに入る
  • 3〜4年間で銀行融資を受けるための実績を作れる
  • 将来、時価相当で土地建物を取得し自社資産化できる

社会的・法律的に納得感を持たせるために

親族間の会社取引だからこそ、第三者から見ても説明できる状態を作ります。

不動産は「時価相当」で売る
購入時6,000万円固定ではなく、売却時の査定・銀行評価・鑑定等をもとに適正価格で取引します。
家賃は売買代金に直接充当しない
月60万円はあくまで使用対価。将来の購入代金の分割払いと見られないよう、賃貸と売買を分離します。
相場資料を残す
賃料60万円、金利2.0%、売買価格について、周辺相場や金融機関資料等の根拠を保存しておくと説明しやすくなります。
最終契約は専門家確認
契約書原案を作成した後、税理士・弁護士へ最終確認。特に資産区分・関係会社間価格・肖像権は重点確認。

最終的に目指す形

不動産の支援関係は卒業し、事業提携だけが残る状態です。

Pluam field

不動産売却プロモーション継続

継続収益

土地建物を手放した後も、ブランドプロモーション契約による仕事と売上が残る。

Zoo Stadium

自社所有賃料終了

自立経営

土地建物を自社資産化し、月60万円の賃料負担を終えて、所有者として経営を続ける。